ミュージカル鑑賞デビューと、リクエストのありがたさ
秋分の日、朝早くからおかあちゃんとむすめは、ミュージカル初体験となる、劇団四季の『リトルマーメイド』を観に名古屋へと向かった。
おとうちゃんは家でお仕事。
「おとうちゃん、かわいそう」とか「一緒に行けばいいのに」といった声もあるかもしれないが、仕事のノルマもあるし、何よりわたしは出不精なので、独りで家にいられることはすこぶる快適・幸福なのである。幸せの形は人それぞれ♪
しかし、彼女たちが帰ってくるのが20時過ぎだから、晩ご飯の準備はしておかなきゃね。
むすめからリクエストはもらっている。「玉ねぎを炒めていない煮込みハンバーグ」だ。元ネタは『きのう何食べた?』4巻#25より。
作中でシロさんが言っているように、玉ねぎを炒めないとハンバーグってとても簡単になる。
つけあわせも同書と同じにしてみた。
味噌汁はおかあちゃんのリクエストで、玉ねぎとニンジンのかきたま汁だ。
左上にちょっと写っているのが、名古屋みやげの天むす。
今回のようにリクエストがある、というのは、作る側としては非常にやりやすい。
訊かれる側だったときに、「なんでもいい~」と何度答えたことか。
いちばん悩ましいよね、「なんでもいい」って。
ばーちゃん、かーちゃん、すまなかった。
さて、『リトルマーメイド』、良かったようだ。おかあちゃんは感動して泣いたらしい。またお金を貯めてミュージカルを観にいくそうだ。
バリバリ稼がにゃ。(←誰が?)
白い彼岸花とウチのネコと
このごろ料理の話題ばかりなので、たまには違うことも。
白い彼岸花
庭の片隅に白い彼岸花が咲いていた。
隣地との境でもあるので何かを植えたりしたことはない。それでも引っ越した当初から、よく見かけるふつうの赤い彼岸花は咲いていた。
↑隣に赤い彼岸花のつぼみがある。
調べてみるとこの白い彼岸花は「白花曼珠沙華」というらしい。赤い彼岸花とショウキズイセン(鍾馗水仙。黄色い彼岸花という感じ)の交雑種とのこと。
そういわれてみれば、真っ白というよりベージュがかっているような淡い色合いだ。
真っ赤な彼岸花も数輪かたまっているくらいなら、特徴的な花の形もあいまって「きれいだな」とは思うけど、一面に咲き乱れていると何だか毒々しくって(実際、毒があるのだけれども)、あまり長い間見ていようという気になれない。
白いのだったらどうだろう。
一面に白花曼珠沙華が咲いているところは見たことがないけど、雪原のようであまり面白くないかな? 赤白適当にまじって咲くのがいいのかも。
いままでこの辺りはぞんざいに草むしりをしていた。次からはちょっと気をつけよう。
ウチのネコ
さて、当ブログのタイトルバックを飾っている我が家のアイドル、雉虎の一輝だが、最近のブログには登場してないけど相変わらず元気だ、と思う。
先週、小学校の運動会に持っていくリュックを むすめが準備していたのだが、目を離した隙に一輝がもぐり込んだ。
ネコってこういうところ好きだよな~。
まるで「ボクも運動会に連れていって♪」とでも言わんばかり……
……でもないか。
なんだよ、その先行きも見えず、かといって新しい人生へと踏み出す勇気もなく、流れ流されて絶望の深淵を覗いてしまったオッサンみたいな顔は。
まあ、わかるよ。
毎日毎日ウチのおんなどもにいぢめられていれば、そんな顔にもなるわいな。
(彼女たち曰く、「かわいがっている(^-^)」「愛している(^o^)」)
―― わたしもこんな顔をしているのかもしれない。
おかあちゃんの誕生日
この間、おかあちゃんの4★歳の誕生日だった。
わたしなんかは、40過ぎて誕生日のお祝いでもないだろう、なんて思ってしまうが、おかあちゃんは違う。
誕生日の数週間前から「誕生日にはあれが食べたい~、これが食べたい~♪」と、むすめとわたしが自主的にごちそうを作るように洗脳してくる。
結局むすめはたらこスパゲッティ、わたしはいつもの唐揚げとビシソワーズを作ることとなった。
まあね、むすめは本を見ながら何度か作ったことがあるものだし、
わたしの唐揚げも、今まで何度も作ったものだ。
しかし、ビシソワーズとは…。
ええい、困ったときのクックパッドさまだ。
cookpad.comいつもお世話になってます。
そんなこんなで、むすめと台所で交錯しつつもできました。
「おかあちゃん、4★歳おめでとうごちそう」。
……なんだかすごい取り合わせだけど、むすめとおとうちゃんの愛がたっぷり込められているから、おいしくて当然ψ(`∇´)ψ
むすめがいつまで家にいるのかはわからないけど、50過ぎても60になってもむすめと一緒に「誕生日おめでとうごちそう」作ってあげるよ、おかあちゃん♪( ;; ̄3 ̄)