雉虎猫はアルペジオの夢を見るか?                          

スパイシーチキン

確定申告、誕生日、ツォルキンバースデー、免許証更新と、なにかとせわしなかったけれど、いちおう落ち着いた。

やることは落ち着いたのだが、理由もなくなんだか心がザワザワしていて、どうにも落ち着かない。

ええい、こんな時は料理で解消だ!

 

ということで、作ってみた。

umablo.info

KFCなんてこれまでに2回くらいしか食べたことがない、ような気がする。

おいしかったような気がするが、味は記憶の彼方だ。

ましてや「香味チキン」など初めて知った。

まあ、むすめが肉好きなので、ちょっとくらい失敗してもおいしそうに食べてくれるだろう。

 

はい、できました♪

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七味唐辛子の使用量に少々おののきながら作ったが、結構おいしくできた。

おとうちゃん思いのむすめも、おいしいといって食べてくれた。辛くなかったか?

 

反省点

・「一口大」が小さかったため、片面4分ずつ焼いたら若干パサつき気味になった。唐揚げくらいの大きさでよかったかもしれない。

・「カイワレ大根」がオトナの味すぎたようだ。たしかに私やおかあちゃんにとっては、カイワレは口中をリセットしてくれる素晴らしい付け合わせだが、むすめには辛すぎて「苦い」ものだったようだ。

 

ああ、そういえばむすめはカイワレデビューだったか。もう少しオトナになればおいしさがわかると思うから、どうか嫌いにならないでおくれ。

次があったらレタスとかベビーリーフとかにするからさ。

考えたことなど

相変わらず文字にまみれた生活をしているが、この時期になると数字にもまみれる。

そう。個人事業主の宿命、確定申告だ。

で、「今年こそは毎月、いや四半期ごとでもいいから領収書の整理をするぞ~」と決意するのも毎年のことではある。

なんかね、この半端な決意がないと「ああ、今年度ももうすぐ終わるんだなぁ…」という気がしないというか、新年度を新たな気持ちで迎える心構えができないというか。

恒例行事みたいなものかね。(いいのかそれで?)

 

いまは数字に飽きて、1ヵ月半もほったらかしていたブログに逃げているわけだが、これといったネタもないので、この1ヵ月半でちょっと思ったことなどをメモしておく。

 恵方巻やめた

今年の節分から恵方巻をやめた。

家族みんながそろって一方向を向いて、黙ったままムグムグと一心不乱に太巻を食べる……。

傍(はた)から見たら気持ち悪いだろ、コレ。

何年か食べたけど、福なんか来やしねぇし。

福が来るのは売ってるやつらだけかよ、なんて思ってたら、近頃では売れ残りを自腹で買わされるようなこともあるらしく。

それでも残ったら、チョコとかと違って日持ちしないし、即生ゴミだろ? もったいな!

ごく一部しか得しないんだからやめたら?

ということでやめた。

この数年見ていた悪い夢からようやく目覚めたような、スッキリした気がする。

文科省天下り

結構長く引きずってるね。

天下りと言えば思い出すことがある。

二十数年前、私は転職して某国立大学の施設系職員になった。いちおう国家公務員だ。

何年かして公務員独特の世界に少しずつ慣れてきたある4月のことだ。3月に定年退職した同じ部の管理職だった人が、出入りの業者さんと一緒に背広姿で職場に来た。

(家にいてもやることなくて、遊びに来たのかな?)

などと思っていると、

「おうっ、よろしくな」

などと言いながら名刺を置いていった。

 

○○設備工業株式会社 技術顧問 誰野何兵衛

 

……は?

え、いや、だって、ついこの間まで…、え?

オタオタしているのは私だけで、上司は元管理職と談笑したりしている。

(はー、これが天下りかぁ……)

と妙に納得したと同時に嫌悪を感じたことを覚えている。

 

もちろん、定年退職者のみんながみんな、こういうことをするわけではない。

しかし、定年間近の人が酒の席で、定年後のことでも訊かれたのか、

「いや~、もう働かないでのんびりするわー」

などと言うと、周りのもう少し下の人たちが

「えー、もったいないー」

と言っているのを聞いて、それが常態化しているんだなと感じた。

「もったいない」というのは、その人の引退が建築や電気・機械設備・通信の業界にとって「もったいない」のではなく、再就職して給料もらって、退職するときにまた退職金がもらえるのに、というお金に対しての「もったいない」なんだということは、ウブな私(嘘)でもわかった。

この間まで上司だった先輩に「顧問」とか「参与」とか、どうみても「閑職です」という肩書を与えた業者に、現役の管理職が何らかの便宜を図ったかどうかは、下っ端の私にはわからない。

「のんびりするわー」が当たり前なのに、そう言った親父以上に歳の離れた上司をちょっと尊敬した私は、すでに「立派な公務員」になりつつあったのかもしれない。

私が公務員を辞めたのは、その数年後だった。

 

新しく法律ができようが風当たりが強くなろうが、引き締まるのはほんの一瞬で、今度はバレないようにと気をつけながら、またコソコソやるんだろうな、きっと。

なんの肩書もない若い頃は、「俺はそんなふうにはならない!」なんて思っていても、肩書がつく頃になると長いものにまかれていくんだろう、と肩書がつく前に辞めた私は思う。

私が生きている間にこの「不治の病」の治療法は見つかるのだろうか。

 

あけましておめでとうございます

年またぎの仕事を終え、ようやく新年を迎えた気分ですが、会社勤めの人は昨日が仕事始めという方が多いようですね。

今回の仕事は「宇宙の過去・現在・未来」のような壮大なものだったので、

(年越しだ、元日だ、なんていっても、ちっちゃな人間が手前勝手に決めた、他の日と何ら変わらねえ一日じゃねえか)

などと、腐りながら校閲してましたけど。

 

まあ、それも終わり。

次の仕事が来るまでなにしよっかなー、と振り返るとそこは汚部屋。

……年末の大掃除も、仕事にかこつけてやってなかったんだ~(TωT)

 

明日は掃除します(´・`)