雉虎猫はアルペジオの夢を見るか?                          

いまごろ「石倉三郎流ベチャっとしないコロッケ」を作ってみた(第2弾)

先週末、前回の記事で冷凍しておいたコロッケ5個を揚げることになった。

……脳裏をよぎる爆発したコロッケの哀れな姿と、いまだに胸を焦がす揚げ油を処理したときの切なさ。

今回は1個ずつ揚げることにした。

慎重に、慎重に……。

最後の2個は一緒に揚げちゃったけど、爆発することなく揚げきりました。

で、これ。

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 慎重すぎたせいでキツネ色がちょっと濃いけど、いい感じだ。

みんなでおいしくいただきました。

 

次があったら、そのときこそ千切りキャベツの草原にそびえ立つ、雄大なコロッケの山をアップしたい。

むすめからリクエストがあればの話だけどね~。

 

いまごろ「石倉三郎流ベチャっとしないコロッケ」を作ってみた

去年のいつだったか忘れたが、『ぴったんこカン・カン』で石倉三郎さんが菅野美穂さんに料理を教えていた。

そのなかにコロッケもあったのだが、これがなかなかうまそう。

「いつか作ってみようっと」

と思っていたのだが、ようやく作る気になった。

レシピはこちらを参考にさせていただいた。ありがとうございます。

tomy103103.hatenablog.com

……10月14日の放送だったんだ。

実際に作る気になるまで10ヵ月もかかるわたしって、いったい……。

 

レシピの半分の量で作ったが、普通サイズ(各家庭で大きさが違うだろうけど)で14個もできた。

そのうちの一つがこれです。

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左の汁物は、賞味期限が近づいた薄口しょうゆを救済するためのきのこ汁。季節はずれだが仕方あるまい。むすめはきのこ好きだし。

上のオクラは『きのう何食べた?』10巻#73より、オクラの辛みそがけ。#73のお話はコロッケパンの回なんだよね~。たまたまだけど。

 

……実は、14個のコロッケのうち、5個は冷凍保存して9個を揚げたんだけど、最初に揚げた3個以外、すべて爆発させてしまった。

我流でコロッケは何度も作ったことがあるけど、はじめて爆発を経験した。油は飛び散るし、天ぷら鍋の油はコロッケの中身でドロンドロンになっちゃうし、なんて悲惨なんだろう。

最初の3個は無事揚がっているので、それ以降は油温が低かったんだと思われる。また、レシピにあった衣液を作ってから時間をおいてしまったので、小麦粉と卵水が分離していたのかもしれない。

ほんとは、きつね色にきれいに揚がった9個のコロッケをドドーンと積んだ写真を撮りたかったんだけどねぇ……。ちなみに上の写真はおかあちゃんが撮っておいてくれました。

はじけたコロッケはちゃんと食べましたよ、わたしが。

油っぽくなっちゃったけど、味はおいしかった。

かあちゃんもむすめも気に入ったらしく、ガツガツと食べてくれた。

 

週末、冷凍保存したコロッケを揚げることになりそうだ。

今度こそきれいに揚げて、おいしそうな写真をアップしたいと思う。

 

母と娘のバッグ作り その2

タイトルの「母と娘のバッグ作り」だが、これはもちろん

「お母さんが娘さんに少しずつアドバイスしながら、仲睦まじく素敵なバッグを作る」

などという微笑ましいものではなく

「『週明けにバッグがいるんだよ! 作っとけやオラー!!』とか『ちょうどいいバッグが売ってねえんだよ! とっととピッタリなヤツ作れや、このちん○す野郎!!』と虐げられながら母と娘のバッグを作った」

というおとうちゃんの慟哭の記録である。

 

冗談(?)はさておき。

去年のある日、おかあちゃんが「むすめが通っている書道教室に私も通う」と言い出した。

うんうん。向上心があるのはいいことだ。

習字セットだのなんだのかんだのと必要になるだろうけど、お金の心配はするな!

(……と、一回ぐらいは言ってみたいものだ。)

 

さて、教室に通うとなると、やっぱりそういう習字道具とか半紙なんかを入れる袋が必要になるのだが、市販のものはサイズが中途半端だったり、柄やイラストがセンスに合わなかったりする。

「ないものは作る」

がモットーのわたしとしては、作ってあげるしかないでしょう。

 

さっそく布を買ってきて裁つ。柄はまかせてもらった。

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♪赤は血の色、黒は罪の色、オーレイッ!♪(『プリンプリン物語』のヘドロより)

みたいな配色だが、おかあちゃんが粗相をして墨汁をこぼしても目立たないように黒を基本にした。

 

見にくいが、内ポケットをつけた。糸の色は赤で。

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表袋布と底布を縫い合わせて、縫い代をアイロンで開く。

接着芯は前もって貼っておいた。

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持ち手をつける。

習字道具は結構重いので、ミシンでガシガシ縫う。

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表袋布と裏袋布を中表に合わせ(「その1」ではここで間違えて、内ポケットが幻のポケットになってしまった…)、入れ口と脇線をミシンで縫う。

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返し口から表側の布を引き出して、表に返す。

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返し口を縫って、入れ口の始末をしてできあがり。

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今回はポケットが埋もれることもなく、ちゃんとしたバッグができました。

こだわった点

 バッグ側面に見える黒い布と赤い布の高さの比を、黄金比(1:1.618)にしてみた。

……言われなきゃわかんないよな……。

 

布が余ったので、A4ファイルがラクに入る斜めがけのショルダーバッグでも作ろうかしらん。

いつになるかわからないけど。