雉虎猫はアルペジオの夢を見るか?                          

3月8日 日曜日

今日は朝早く(といっても7時半集合だけど)から自治会の道路掃除があった。

明け方から雨がそれなりに降っていたから、雨天決行とはいえ「中止かも?」と淡い期待を胸に集合場所へ向かうと、すでに雨合羽を着込んだ老若男女(老と男が多め)が大勢集まっていた。

天気も天気なので適当にやってください、とのことだったが、本当に適当で30分もかからなかった。

この程度の掃除なら、自分が所有・管理する土地に面した道路を、各人が年に2回草をむしったりすれば済むことだろうに。

高齢化が進んで掃除できない人が増えたせいもあるのかな、とも思ったが、ずいぶん前から年に2回行っているらしい。

一度始めると、なかなかやめられないものだよな。

雨音を聞きながら、あたたかい蒲団でうつらうつらしたいという夢は、合羽から滴る雨水のように滑り落ちた。